撮影テスト
ReFilmの撮影テストで、久しぶりに浅草方面へ。
フィリップ・スタルクさんの有名な作品は、今もそこに鎮座されている。
我々はなぜフィリップ・スタルクという名前を忘れずにいるのだろうか。
名前のインパクトだろうか、それともこの作品のそれだろうか。
フィリップ・スタルクさんはいまどうしているのだろう、しかしいちいちググってはいけない、きりがないから。
こちらは、浅草中心地から少し離れた千束通り商店街。
すごくいい雰囲気が残っているのが感じられたが、ちょっと閑散としていた。
シャッターの下りた店も多かったが、この辺りはこれからどうなっていくのだろう。
路地裏にて、あまり見かけない花。
ずいぶんとサイケデリックな様相だ。
ところ変わって巣鴨商店街のちょっと奥のほう。
ReFilmはいまのところ日照に関係なく、同じパラメータでフィルム処理をしているので、
逆光だとこのようにかなり潰れてしまうことがある。
なんからの方法で露出を得てパラメータを変えるようにしないといけないだろう。
課題。
フィルムライクなカメラアプリ:ReFilm
デジカメで撮った写真を、どうにかフィルムカメラで撮ったように加工できないものかと、数年前に取り組んだことがありまして、しかし思うような結果は得られないまま、それ以後はVSCOのフィルターを使って写真を仕上げていました。
当時、どういう取り組みをしたかというと、フィルムカメラとデジカメで同じシーンを撮影し、それらを見比べつつ、色味を調整してフィルムに近づけようとしてました。
※上がデジカメ、下がフィルム。2014年5月撮影、3年前です。デジカメはRICOHのGX100で、フィルムは確かKODAKのSuperGold400。試せど試せど、フィルムのような色合いにはできなかった。
先日ふと思い立ち、逆のプロセス、つまりフィルム画像をデジカメっぽくなるように調整してみたんです。
その調整した内容(Photoshopのトーンカーブ)を反転させれば、デジカメ画像をフィルムっぽくするフィルターが出来るのではないか?
これが思いのほか上手く行ったようで、
いかがでしょう?フィルムっぽい色合いに近づけたように思います。
それでせっかくなので、これをアプリにしました。
ReFilmというアプリで、先日Android版をリリースしました。
フィルムっぽい写真が取れる、ただそれだけのシンプルなアプリです。
iPhoneとAndroid共通でアプリが作れるフレームワークを使ったので、それほど手間をかけずにiPhone版も作れるのですが、Android使いの僕はiPhoneを持ってないのです。
iPhoneを入手でき次第、リリースするつもりではいます。